WW2欧州西部戦線イベント「ざ・ウエストフロント」ドイツ軍その1
去る 3 月 21 日 (祝)・22 日 (土) の 2 日間、和歌山県橋本市のバトルランド-1 を舞台として、関西ヒストリカルイベント運営事務局主催による、WW2 欧州西部戦線イベント「ざ・ウエストフロント」が開催されました。ちょうど年度末に差し掛かったタイミングとも相まってしまい、すっかり遅くなってしまいましたが、その際の模様を大量の写真と共にお届けします!
関西ヒストリカルイベント公式サイト:
http://his-event-kansai.com/
関西ヒストリカルイベント公式 Blog:
http://khe.militaryblog.jp/
「ざ・ウエストフロント」は、WW2 西部戦線「1944 年秋 アーヘン近郊の戦闘」をテーマにしたエアガン及び火薬式玩具使用の模擬戦闘&リビングヒストリーイベント。「リビングヒストリー」とは、当時のものを使って食事を摂って生活するなど「生活再現」することで、体感的に研究を深めるもので、昨今では欧米を中心に認知を広めているようです。
キューベルワーゲン!! 何だろう・・・このカッコ良さ。この外観を維持しつつ、機関部を中心に中身が最新の日本製になっていて快適に動くヤツが欲しい!と思うのは自分だけかな・・・。
このアングル、超絶にカッチョイイっす・・・
3月後半とは言え、山に囲まれたバトルランドの夜は冷え込みます。そんな中でも参加者のほとんどがテントで一夜を明かしています。そうした空間を共有することもイベントの楽しみ方の1つ。
視界に入るものは、小物類とて手を緩めていません。
晴天に恵まれた中で開会式と編成完結式が行われました。編成完結式は、本来はもっと大きな部隊で行われますが、イベント用に中隊規模で実施されています。
小隊長が自らの小隊の準備完了を報告し、中隊長がそれを確認、訓示を行いました。各軍参加者は、自分達の指揮官を確認し、指揮官は部隊を掌握します。関西ヒストリカルイベント運営事務局が主催する「フロントシリーズ」のイベントでは、指揮系統が重要と位置付けていることから必ず実施しています。
ドイツ軍側だけで記念写真。
こちらは全戦闘参加者による集合写真。主催者発表によれば、戦闘参加者の内訳は以下の通りです。
ドイツ軍 35 名 (中隊本部 4 名、小隊本部 4 名、小銃 3 個分隊 26 名)
アメリカ軍 25 名 (中隊本部 3 名、小隊本部 2 名、小銃 2 個分隊 14 名、機関銃班 3 名、迫撃砲班 3 名)
編成完結式終了後、各々の軍に分かれて命令下達が実施され、部隊の任務を確認します。「ただ敵を撃てば良い」ではヒストリカルイベントは成り立ちません。命令下達の後、各軍は命令に従って行動を開始します。
イベント協賛の海洋堂からこの日貸し出されたフィールドキッチン。昼食時の生活再現にハマります!食べること以外での楽しみを味わうことができます。もちろん、食事も当時を再現したものが出されます。その模様は後ほど!