ミリホビショー参加ショップぶらり紹介 その2
撃って楽しい、見て楽しい。ついつい気が付けば所有するコレクションが増えてしまう。トイガンは子供だけでなく、オトナの所有意欲を刺激する不思議なホビーコレクション。そんなオトナの玩具、トイガンをより上質なものに仕上げるプロ集団として注目を集めている鈴友株式会社の本丸を訪れた。
同社の歴史は古く、装飾鍍金や表面加工などを手掛ける職人たちが集まる。今回は鈴友株式会社協力の下、同社の手掛けるセラコート加工と、レーザー刻印の現場を「みりどる」乙夜さんのレポートと共にお送りする!
※ご注意※
鈴友株式会社では、受注増に伴い現在一般のお客様からの依頼を受けておりません。下記リンク先の取り扱い店舗までご相談ください。
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セラコートは、米国 3 大ミルスペック塗料の 1 つで、セラミックの混入により過酷な使用状況下に耐え得る。その驚異的な強度から、軍用装備品での用途が拡大中。
セラコートの特性を示すテスト部材を見せてもらった。金属には光沢の他に、展性や、塑性 (延性) と言った独自の特性を持つ。その為、ひび割れや剥がれなどの問題を持つが、セラコートではそうした特性をも凌駕する能力を秘める。
そしてその膜厚からは想像を超えた耐摩耗能力を持つ。カラーバリエーションも豊富で、そのラインナップは日々増加中とのこと。
やはり女性ウケ良いのはピンク系統のカラー。最近のサバイバルゲームブームでは、女性ゲーマー、ライトユーザーも増えているので、ミリタリー色の強いもの以外も需要が増えるかも?!
乙夜さんもチャレンジ?!(ウソ、撮影用のカットです・・・)
トイガンオーナーの元へ戻るのを待つパーツ群。
ウィーン、ウィーンと機械的な音が鳴り響く方向を見ると、明るい光を放ちながらレーザー刻印の作業がおこなわれていた。
バチバチっと閃光を放つ様子は思わず見入ってしまう。鈴友では、ロアーレシーバー以外にも、アッパーレシーバー、ハンドガード、その他の小物パーツにも刻印可能とのこと。ベースのトイガンが無刻印モデルの場合は、刻印埋めの工賃が発生しなくなる為、手頃な価格設定になる。(取り扱い店舗にてお問い合わせください)
熟練の職人工らによる作業。使われている工具も、市販のものを独自に改良し、年季の入ったものになっている。