抜群の雰囲気で立体的な交戦が楽しい!東京サバゲパーク「Bフィールド」がオープン!
サバイバルゲームの聖地、千葉県・印西市に2014年2月にオープンした東京サバゲパークの最新フィールドが、クリス・コスタ氏来日イベント(主催:ピースコンバット誌、協力:ATTS Japan)の開催に合わせ、1月10日遂にオープンとなった!
昨年11月に関東圏を襲った悪天候の影響を受けて、オープン時期が遅れていたこのBフィールド。最近流行のCQBスタイルと屋外型フィールドの特徴、両側面を持ち合わせた新鮮な感覚のフィールドとなっている。
※本稿でご紹介しているフィールドガイドの内容は、2015 年 1 月 10 日に訪れた際のものに基づきおこなっています。フィールドレイアウトは随時変更される予定なので、掲載内容と異なる場合は何卒ご了承ください。複合サバゲ施設「東京サバゲパーク」
公式サイト:http://www.tokyosabagepark.jp/
公式ブログ:http://blog.tokyosabagepark.jp/
観戦用のキャットウォークから見ると、向かって右側が従来より運営されてきた「Aフィールド」。こちらは中東などの市街地をイメージしたバトルを楽しむことができる。
一方向かって左側にあるのが、今回新たにオープンとなった「Bフィールド」。こちらはヘスコ防護壁を多用した、米軍などの「前戦基地」をイメージして造成されている。プレイヤーにとって最大の特徴となるのは、立体的なその構造で、平面での交戦だけでない多様な展開が要求される奥深さを持っている。
また、A・B両フィールドは、キャットウォーク下にある全6か所のウォークスルーポイントの開放によって全面使用が可能となり、様相の異なる1,500坪×2面という贅沢なゲームを楽しむことも可能だ。
キャットウォーク上から見たBフィールドの全景。人の身長を大きく超える、背の高いヘスコ防護壁が贅沢に使われ、複雑な構造を形成しているのが分かる。
交戦ポイントを臨むすべてのスペースにおいて、複数個所から狙われるような構造となっている為、索敵ばかりに気を取られていると、思わぬ方向から敵襲撃を受けかねないので気が抜けない。
セイフティーエリアから入ってすぐから臨むBフィールドの様子。「週末ソルジャー」が思う存分、現実離れした環境で楽しめるよう、徹底的にこだわったフィールドとなっている。
バラキューダネットによって覆われた指揮所風のスタートポイント。
「スタート!」のゴーサインが掛かるまでこの場で待機しているだけでもワクワクしてしまう。
スタート地点から臨むフィールド内の様子。ヘスコ防壁で囲まれた箇所には、ところどころに国旗やナンバリングの表記が掲げられているので、味方との連携を図る際に役立てよう。
それではいよいよ、内部の紹介に移ってみよう。
ヘスコの防護壁には、崩れ落ちてこないよう安全上の対策として太いワイヤーを使い、地中深くに打ち込んだ杭によって固定されている。杭には赤いペンキ塗装がおこなわれており、不意に足を引っ掛けてしまわないような配慮がなされている。
ちなみに・・・
ヘスコ (Hesco Bastion, Inc) は、英国の著名な実業家で慈善家の Jimi Heselden 氏により考案されたバスケット式の防護システムで、英国防省での採用後、1991 年の第 1 次湾岸戦争で、弾薬貯蔵庫と燃料供給施設の防禦の為に初配備されている。布袋と金網により構成されたシンプルな仕組みながらも、大量の砂利を入れることでロケット弾を撃ち込まれてもびくともしない頑丈な防護能力を持つことができる。
こちらの写真では、一見すると通路は1ヶ所しか無いようにもみえるが、実際には2か所のスルーポイントが用意されている。
また、中に入れば通路が繋がるような構造になっている。
キャットウォーク下に設けられたAフィールドへのウォークスルーポイント。前述にあるとおり、全部で6か所のウォースルーポイントが設置されているため、ワンサイドゲームの様相になった場合でも、展開次第で事態の打開・攻略の仕掛け方を見出すことができる。
CQB的な動きが要求される閉鎖的空間ばかりでなく、射線を長くとることができる開けたスペースが幾つか用意されている。
こちらも先ほどご紹介したものと同じく、Aフィールドへのウォークスルーポイント。人が難なく通り抜けることのできるコンクリートブロックを通過する必要がある。
車輌やタイヤの山積みによるバリケードも設置されている。
SVU車両をバリケードとして身を隠しながらAフィールドへの展開を図ることも可能だ。
Bフィールドの一番奥から臨んだ様子。黄色点線枠で囲った箇所が、冒頭でご紹介したバラキューダネットに覆われたスタート地点。風向き次第では、長射程のスナイパーライフルを使って敵本拠地へ牽制攻撃を撃ち込むことくらいなできそうだ。
ヘスコ防護壁に覆われたこちらのスペースでは、最大で5パターンの進路を採ることができる。逆を言えば5方面から敵侵入の可能性があるとも言える・・・。
こちらの場合では、大きく分けて①~③の進路を選択することができる。①の場合では、フィールド限界線に沿って進むことができる他、ヘスコ防護壁群の中に入って敵侵入に備えることも可能。また、②では防護壁群の壁に沿って進路を採るか、または一気に左手へ展開することも可能。③は防護壁群の中の様子を覗き見ることができる窓になっている。
Bフィールドきっての要所地の1つ。A地点に侵入した場合は、①②からの敵攻撃に警戒するだけでなく、③からの撃ち下ろし攻撃にも警戒しなければならない。③はこの後にもご紹介するが、Bフィールドの全景を見渡すことができる貴重なスポットとなっているので、ここの攻略がゲームを左右すると言っても過言ではない。
A枠にはヒトが屈んで通り抜けることができるトンネルが用意されている。もちろん、この矢印とは反対向きに敵が向こうからこちらに向かって侵入するためのルートになることもあり得る。
ここでのポイントは、赤く色塗ったヘスコ防護壁の箇所。この中にある「B」は通路になっており、トンネルとも簡単に行き交うことができるようになっている。
こちらがそのトンネルを抜けた時の様子。Aと記した箇所が、先ほどご紹介した防護壁裏側にあった通路。段差はフル装備のプレイヤーでも比較的容易に昇降することができる。左側にある矢印の方向に進むことで、敵拠点へのショートカットとなる。
赤く色塗った箇所が先ほどご紹介したトンネルへ繋がる段差部分。
ヒト影が見えるトンネルを抜けた向こう側が、本稿の冒頭でご紹介したバラキューダネットに覆われたスタート地点となる。日中の陽射しの加減次第では、向こう側からこちらは逆光に近い射線となるので、一方的な攻撃を加えることも可能になるはずだ。
※本稿でご紹介しているフィールドガイドの内容は、2015 年 1 月 10 日に訪れた際のものに基づきおこなっています。フィールドレイアウトは随時変更される予定なので、掲載内容と異なる場合は何卒ご了承ください。複合サバゲ施設「東京サバゲパーク」
TEL:0476-48-5215
定休日:木曜日
営業時間:AM9:00~PM5:30
(フィールド開門時間 AM8:30~PM6:00)
所在地:千葉県印西市草深字仲ノ側258番1他3筆
公式サイト:http://www.tokyosabagepark.jp/
公式ブログ:http://blog.tokyosabagepark.jp/